Interview 05
なぜ紫外線をあてると
卵は赤く発光するのか
開発Ⅲ部
(中途入社)2015年入社 工芸科学研究科卒業

これが私の仕事

私が所属する開発Ⅲ部では、基礎研究と量産の間の試作段階を担っています。その中でも私はカメラを用いた卵の検査装置の開発を担当しています。仕事の半分は検査装置の画像処理部分のプログラムや電気図面を作るといった机に向かう作業、残り半分は社内試作室やお客様の工場に開発中の装置を持っていってテストする現場での作業があります。良いアイディアとやる気があれば、どんどん製品に反映されていくので、モノ作りが好きな私にはたまらない仕事です。とはいっても、一人で仕事をするわけではないので、製造部や営業部などとも日々コミュニケーションをとりながら行動することが求められます。自分の担当する範囲が広いので、器用さも求められるように思います。

だからこの仕事が好き!一番うれしかったことにまつわるエピソード

開発部に配属されてから、卵パックに入った卵をカメラを用いて外観検査をする装置の開発を担当しました。始めは簡単だと思っていましたが、パックがテカって、中にある卵の画像がうまく撮れません。上司や先輩に相談し「紫外線をあててみたら」とアドバイスをもらいました。なんと、卵は紫外線をあてると、卵殻に含まれるプロトポルフィリンという色素で赤く蛍光発光するのです。実現は簡単ではありませんでしたが、きれいに赤く光る卵の画像の撮影に成功した時は「やった!」と思いました。卵という生物の知識、カメラという光学の知識、装置化に必要な機械・電気の知識、様々な分野の知見を複合して形にできるところが、難しくも楽しいと感じるところです。ナベルではこれまでに先輩たちが培ってきた独自技術が蓄積されており、日々学ぶことばかりです。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き

卒業後に出身大学の講義で会長の講演を聞いたのがきっかけでした。全く知らない会社でしたが、特許に対する考え方や、独自技術にこだわるモノ作りへの心構えに興味を持ちました。前職は大きな会社だったため、自分一人で商品作りの全てに携わることはなく、具体的なお客様の顔を思い浮かべることはありませんでした。ナベルは大企業ではありませんが、いわゆる中小企業のイメージとも異なっていました。自社で営業、開発、製造、販売、アフターサポートまで一貫して行なっていて、それでいて規模が大きすぎないので、モノ作りの全てを自分の目で見渡すことができます。同僚はみな自分が持っていない専門性をもっており、自己研鑽に意欲的な社風もあって、話していて刺激されることばかりです。楽しみながらもまじめに仕事をしている雰囲気が好きです。

仕事実績

カメラを用いた卵の検査装置の研究、開発、改善が主な実績です。上で紹介したように、基礎研究から始めた装置もあれば、既存の装置の改善や維持も主な仕事です。
新規装置の開発ではパック卵総合検査装置、エコたまラベル検査装置など、既存製品の改良では、パック卵検査装置、汚卵検査装置、大破卵検査装置などに携わってきました。