パック卵総合検査装置は、鋭端・鈍端部の“汚れ”や鋭端部の“割れ”、“玉抜け”、“液漏れ”、“中身抜け”を上面と底面から一度に検査する包装ラインの検査装置です。ナベルが長年蓄積してきたカメラやセンシング、照明技術の粋を集め、パック卵への総合検査を実現しました。製品の品質の均一化が図れるほか、検査時間の短縮、包装ラインの停滞防止や人件費の削減を期待できます。
最先端の高性能カメラ・センシングシステムを搭載。高度な光の照射技術と画像解析により、あらゆるパックの不良を見逃しません。
底面が解放された特殊仕様のコンベヤ(ボトムフリーコンベヤ)を採用し、パックの上面と底面を一度に検査できます。
モニター画面にはパックの上面と底面がリアルタイムに表示され、NG卵がひと目でわかります。検査の厳密さを設定するパラメータ値も簡単に変更できます。
正常パックとNGパックを振り分けるコンベヤと組み合わせることで、稼働を止めることなく不良パックの排出が可能です。
製品名称 | パック卵総合検査装置(PAC002) |
---|---|
処理能力 | 40,000卵/時 (最大) |
電源容量 | 単相 100V 9.3A(最大) |
使用環境 | 温度:10℃ ~40℃ 湿度:35%~85%※1 |
コンベヤ※2 | 幅:100mm 高さ:700~850mm |
対応パック※3 | 種類:レギュラー・フラットプラスチックパック(4個、6個、8個、10個、12個パック) 色:透明パック(無色、ピンク) |
※1 ただし、結露しないこと
※2 本装置の前段コンベヤ速度は、21 m/分以下であること
※3 モールドパックは非対応
製品改良のため、お断りなく仕様を変更する場合があります。ご了承ください。