タワー型システム
選別工程と包装工程の独立稼働を実現
選別工程と包装工程の間にタワー型の自動倉庫を導入することで、両工程の独立した稼動を実現しました。
段取り替えや端末エラーが発生しても、全体を止めることなく、高い稼働率を維持できます。
特長
選別工程
様々な処理能力のグレーダーに対応しています。
・40,000卵/時
・60,000卵/時
・80,000卵/時
・120,000卵/時
自動倉庫
8段積みトレーを、クレーンで倉庫へストック。
空調で倉庫内の温度を管理し、卵の品質を維持します。
包装工程
8段積みトレーを1枚ずつにばらし、リパッカーでパック詰めします。
入庫画面の操作性向上
ゲートに入庫する卵の情報が分かりやすくなりました。稼働中でも、ゲート単位で入庫設定の変更ができます。
設定変更時に機械全体を止める必要はありません。
また、残入庫するトレーの数を自動でカウントする機能を追加。トレーを数えて入力する手間がなくなりました。
導入のメリット
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午前中に選別工程を済ませ、午後から包装工程を進める、といったスケジュールにも対応可能。状況に応じて、商品を効率よく生産できます。
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専用モニターで自動倉庫内の在庫を確認可能。リアルタイムに在庫を確認できるので、商品を計画的に生産できます。
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選別済みの卵を自動倉庫内に保管しておくことで、特売日や緊急出荷といった急な発注にも柔軟に対応できます。
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システム上で指定した数・サイズの卵が出庫されるため、作業者による梱包間違いといった作業ミスの減少を期待できます。
レイアウト例
パターンA
パターンB
処理能力を向上させるダブルクレーン
通常なら、クレーン1台で行う入出庫作業を、2台のクレーンで分業することで、自動倉庫の処理能力が向上します。